どうも、趣味レーターのAKITΩ(あきと)です!
今回は、ネットニュースなどにもなった『NovelAIのリークモデル』についての内容をご紹介します。
NovelAIのリークモデル法的措置についてはどの記事でも書かれていましたが、そもそものリークモデル問題についてやそれに関連した内容を書いている人はいないそうでした。
画像生成初心者の方など知らずにトラブルが起きると危ないなと思い、内容を簡単にまとめましたので少しでも参考になれば嬉しいです!
NovelAIのリークモデルとは?
2022年10月6日に『NovelAI』のソフトウェアやソースコードがハッキングされる事件がありました。
そのハッキングについての内容は、『NovelAI』がTwitter上で報告をおこなっています。
この際に流出した情報を利用して作成されたモデルがNovelAIリークモデルです。
リークモデルについて『NovelAI』がTwitter上で法的措置などを匂わせたことがネットニュースなどで話題になりました。
リークモデルの使用については書かれていますが、モデルマージについてハッキリ書かれていないので『リークモデルをマージ=法的措置』とは限らないです。
そもそもNovelAIのモデルは安全なのか?
『NovelAI』の学習には『Danbooru』という画像投稿サイトに投稿された情報を使用しているようです。
そもそも『Danbooru』サイトは人気絵師のPixivイラストの無断転載など多数あるのですが、そのイラストを学習に使われた可能性がありさらに問題になりました。
それについて『Danbooru』側は『NovelAI』とは無関係であるという声明を出しています。
SNS上では、無断転載を学習してそれを有償サービスとして利用することに反発がありましたが、日本ではAI学習が法的に認められているため国内では対応が難しいという流れになっています。
リークモデル利用して大丈夫なのか?
生成AI画像について文化庁では、生成AI画像は類似性が認められれば「著作権侵害」という扱いになると回答しています。
ですが、画風などの類似だけなら「著作権侵害」にならないようです。
詳しくは文化庁の著作権取り扱いを一読するのを推奨します。
利用者側は、二次創作、i2iイメージ生成などで元の著作物と類似した場合に問題になる可能性があること。
また、ダウンロードモデルの利用規約に注意すれば、トラブルが発生する可能性は低いのかと考えています。
ただし、モデルマージされている方は、学習した内容によって法的措置などの可能性があるので慎重な対応が必要です。
人気モデルの『BreakDomain』を開発したBDさんもモデル公開を中止しました。
私も愛用していたモデルなのでとても残念ではありますが、不要なトラブルに繋がる可能性があるので納得するしかないです。
クリーンな新たなモデルを開発しているそうなのでそれを応援しております!
NovelAIリークモデルかをアスカチャレンジで確認
NovelAIのリークモデルを利用して作られたモデルかチェックするために、『アスカチャレンジ』という手法が広まっています。BDさんもこの手法で確認していましたね。
以下の設定で生成して、NovelAIのイラストと類似したイラストがでたらリークモデルが混ざっている可能性があるというものです。
~プロンプト~
masterpiece, best quality, masterpiece, asuka langley sitting cross legged on a chair
~ネガティブプロンプト~
lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, normal quality, jpeg artifacts,signature, watermark, username, blurry, artist name
~設定~
Steps: 28, Sampler: Euler, CFG scale: 12, Seed: 2870305590,
参照リンク
私もNovelAIを利用しているので生成したら、似てはいますがまゆひらさんの生成と少し違うイラストになりました。
いちおう参考までにのせておきますので、チェックされたい人はこの画像や参照リンクと比較してみてください。
アスカチェックの回避策などもあるので、これで確認すれば100%大丈夫という訳ではないですがリークモデル使用に不安な方はひとつの指標になるかとは思います。
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おわりに
今回は、ネットニュースなどにもなって話題になっている『NovelAIのリークモデル』についての内容をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
最近では「STEINS;GATE」の無断アップロードで逮捕された事件などもあるので、著作物の取り扱いは改めて慎重にならないといけないですね(汗)
私は二次創作が好きで、グレーゾーンなことは理解してるので、著作権について人には何にも言えないです(笑)
私は、トレパクや無許可画像のi2iでAI作成はトラブル発生の可能性が高いので絶対やりません。
投稿するイラストもGoogle画像検索で類似したイラストがないかチェックしたりと可能な限り著作権について気をつけています。
記事を読んでいただいた皆様もしっかり自衛して楽しくイラストを作成しましょう!
本記事は以上になります。
長文を読んでお疲れだと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
また次の記事でお会いしましょう!!!
明日は何を書こうかな?
コメント
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