どうも、趣味レーターのAKITΩ(あきと)です!
今回は、『Stable Diffusion WebUI Automatic1111版』で画像のメタデータを確認や消去する方法をご紹介します!
メタデータは、生成した画像に保存されているプロンプトやSEEDなどの設定情報です。
ご紹介した方法を利用すると、「この画像を生成した時のプロンプトや設定ってなんだっけ?」や「自信作だからプロンプトを知られたくない!」というような状況を改善できます。
それではメタデータについて詳しい内容をご紹介します!
メタデータとは?
それではメタデータについてご紹介します!
冒頭にも書きましたが、メタデータとは『Stable Diffusion』で生成した画像の中に含まれる情報になります。
メタデータで確認できるのは以下の情報になります。
確認できるメタデータ
- プロンプト
- ネガティブプロンプト
- Steps
- Sampler
- CFG scale
- Seed
- Size
- Model hash
- Model
- Clip skip
一般的な情報はほとんど確認可能ですが、VAEについては確認できません。
もし、VAEを知らなかったりオススメVAEを知りたい方はこちらをご覧ください!
メタデータ確認方法
メタデータの確認方法をご紹介します!
メタデータの確認方法ですが、プロンプト入力欄か『PNGInfo』画面で確認することが可能です。
個人的にはプロンプト欄からが楽だと思いますが、両方のやり方を書いているのでお好きな方法でどうぞ!
〜プロンプト入力欄でメタデータ確認〜
プロンプト入力欄に画像ファイルをドラッグ&ドロップするとメタデータの情報がプロンプト入力欄にでてきます。
このデータをWebUIに反映したい場合は、『Generate』の下にあるチェックマークを押すと設定を反映させることが可能です。
〜PNGInfoでメタデータ確認〜
『WebUI』の『PNGInfo』タブをクリックします。
画像のアップロード欄がでるので、そこに画像をドラッグ&ドロップするか、アップロード欄を押して画像ファイルを選択します。
アップロードすると画面右側にメタデータがでます。
このデータをWebUIに反映したい場合は、『Send to
〇〇』のところをクリックすると〇〇のタブ内に設定を反映させることが可能です。
以上がメタデータの確認方法です!
メタデータが確認できないケース
ご自身が『Stable Diffusion』で生成した画像でメタデータが確認できない場合は、以下の理由であることが多いです。
- ペイントソフトで編集した場合は、ツールによってはメタデータが削除される。
- jpegファイル形式で保存した画像。
- どこかに投稿した画像をダウンロードした場合。
(例えばTwitterにアップロードした画像はメタデータが削除されます。)
他の人が投稿した画像の場合は、メタデータを消した、NovelAIなどメタデータが残らないツールで作成した等など色々な理由が考えられます。
確認できたらラッキーくらいに思っておく方がいいです(笑)
メタデータ消去方法
メタデータの消去方法をご紹介します!
メタデータの消去方法ですが、『メタデータが確認できないケース』の方法を使えば消せるということになります。
形式を変えると絵のクオリティーに影響しますし、画像の投稿前に削除したい人も多いと思うので、ペイントソフトを利用する方法がオススメです。
一般的なペイントソフトの『Photoshop』や『CLIP STUDIO』でしたら、ペイントソフトで開く→ファイル形式PNGで保存すればメタデータは消えます。
使い慣れたツールがあればお試しください!
ペイントソフトを利用されていない場合は、無料ソフトで『GIMP』など外部ツールで削除できますが、個人的には『WebUI』拡張機能の『Photopea』がオススメです。
『Photopea』は、『WebUI』上で簡易的な『Photoshop』を使えるような機能なので、軽く絵を修正したい時にも便利ですし、別ツールの起動不要なので楽だと思います。
導入方法やメタデータの削除方法をご紹介します!
Photopeaの導入方法
まずは通常の拡張機能と同じ操作で「Extensions/拡張機能」のタブから機能を追加します。
操作がわかる人は以下のコードでインストール、わからない人は『詳しい操作方法はこちら』のタブを開くと操作方法がわかるようにしました!
コード
https://github.com/yankooliveira/sd-webui-photopea-embed.git
~詳しい操作方法はこちら~
「Extensions/拡張機能」タブ内の「Install from URL/URLからインストール」タブを開きます。
「URL for extension’s git repository/拡張機能の git リポジトリの URL」に下のURLを入力します。
https://github.com/yankooliveira/sd-webui-photopea-embed.git
入力後に「Install/インストール」ボタンを押します。
数秒待つと『Installed into stable-diffusion-webui\extensions\sd-webui-controlnet. Use Installed tab to restart』というメッセージがでます。
「Install from URL/URLからインストール」タブから「Installed/インストール済み」タブに移動し、「Apply and restart UI適用して UI を再起動する」 をクリックします。
インストールが完了すると『Photopea』タブがでるので、そこを押すと利用できるようになります。
これで『Photopea』の導入完了です!
Photopeaでメタデータを削除する方法
『Photopea』でメタデータを削除する方法をご紹介します!
画面左上の『ファイル』→『開く』でメタデータを削除したい画像を選択。
画面左上の『ファイル』→『別名で保存』→『PNG』を選択。
『Web用に保存』というウィンドウの中の『保存』を押すと、ダウンロードフォルダに保存されます。
保存された画像はメタデータが削除された状態です。
以上がメタデータについてでした!
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〜おわりに〜
今回は、『Stable Diffusion WebUI Automatic1111版』で画像のメタデータを確認や消去する方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
私は、意図的にメタデータ消すことはせずに「使えるなら使って〜」って思ってます(笑)
後日その時の設定を確認するのも楽ですしね!
ただ、メタデータについて知らずにいると困る人もいると思ったので、この記事を作成しました。
メタデータについて「知れた!」や「消せてよかった!「」と思ってもらえたら嬉しいです!
本記事は以上になります。
長文を読んでお疲れだと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
また次の記事でお会いしましょう!!!
明日は何を書こうかな?
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