背景の描き方②〜マジックアワー〜

イラストの細かいところを妥協しようとしても、結局気になって手直ししてしまうことありませんか?

どうも、趣味レーターのAKITΩ(あきと)です!

今回の記事はマジックアワーを描いてみようと思った以下の記事の続きになります!

その記事ではマジックアワーについてと、書くにあたって参考にしたサイトを書きました。

そのときは、雲と山がいまいちだと思いつつ、妥協したうえにぼかして誤魔化したのですが、やっぱり気になって描き直すことにしました(笑)

妥協はよくない!

この記事では描き直した絵の紹介と、描いたうえで大事だなと思ったポイントを共有しようと思います!!

目次

マジックアワーのコツ

まずは前回完成した絵がこちらです↓

色々調べた結果、雲で遠近感を出すコツは立体の箱をイメージするのが重要と感じました。

そのため、前回は夕日に向かっていく箱をイメージしながら、輪郭を球体にして描きました。

遠近感は出せたと思うのですが、実際の雲と比べると形や配置が規則的な印象。

もう少し実際の雲を参考に不規則な形を意識することにしました。

あとは、影も雲を描く際に重要な点だと感じました。

日中の雲は太陽が光源になるので、上が明るく下が暗くなります。

今回はマジックアワーで太陽が雲より下になるので、下が明るく上が暗くなります。

前回の絵は雲の下部を明るくして、太陽の色と同じオレンジ色で着彩したのですが、絵に馴染んでいない印象がありました。

塗り方もあるのでしょうが、夕方やマジックアワーの写真を見ると、雲がオレンジ色に光っていることはあまりなく、赤〜紫の色で光っているものが多かったです。
(太陽の凄く近くの雲はオレンジになってることもある。)

また、光源付近は光っている箇所が明るくて大きく、遠くなると逆になっていきました。

完成イラスト紹介

以上の点をふまえて描き直したのが以下の画像です!

人よって感じかたは違うかもしれませんが、前回より自然な感じではないでしょうか?

前回の絵はぼかしたくなりましたが、今回はそのままでも我慢できました(笑)

変えた部分は上記を意識した雲の描き方、山の描き方、絵の構図、色調補正になります。

雲は影にする暗い色を空にいくつか置いて、太陽に向かうような遠近感を意識しながら不規則に配置。

実際の雲を参考に指先ツールで伸ばしたりして形を変えました。

雲の明るさは背景の赤色の部分をスポイトでとり、雲の球体感を意識しながら、光源付近は大きく、遠い部分は小さく着彩。

山も雲と同じ意識で描きましたが、背景の暗い色をスポイトして、それをベースに山の輪郭を設置。

光源付近は明るさを強く、遠くなるにつれて弱くしました。

また、光源を向いている面を作り、山の立体感を表現しました。

前回の構図は魚眼レンズ感みたいなの出したかったのですが、うまく表現できなかったので、今回は普通に水平な感じになおしました(笑)

修正した絵はクリスタの色調補正で加工したことで、水面、空、砂浜の発色が色鮮やかになりましたよね?

キャラのイラストで色調補正したことはあったのですが、試しに背景でやってみたら、元絵の色味が汚く見えるほど印象が変わってびっくりしました(笑)

マジックアワーを描くポイント

・前回の記事に記載したサイトように環境に合わせたベースのカラーで下地を作る。
・雲を描く際は立体の箱を意識しつつ不規則な形にする。
・光源の位置と距離を意識して、光に強弱をつける。
・色調補正凄い!!!

以上が描いていて重要だと感じた部分になります!

おわりに

ちゃんと背景を描いてみた感想としては、キレイに描くのは大変だけど楽しいです(笑)

キャライラストも練習中ですけど、いつかキャラと背景両方綺麗な、自分が納得できるような絵を描きたい!

とりあえず妥協していい絵が描けるわけないし、結局気になって集中できないから、この悪い癖を治さないと!

似たようなことを何度も思いながら、30年以上進歩がない人間です(笑)

本記事は以上になります。

長文を読んでお疲れだと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます!

また次の記事でお会いしましょう!!!

明日は何を書こうかな?

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