イラストの細かいところを妥協しようとしても、結局気になって手直ししてしまうことありませんか?
どうも、趣味レーターのAKITΩ(あきと)です!
今回の記事はマジックアワーを描いてみようと思った以下の記事の続きになります!
その記事ではマジックアワーについてと、書くにあたって参考にしたサイトを書きました。
そのときは、雲と山がいまいちだと思いつつ、妥協したうえにぼかして誤魔化したのですが、やっぱり気になって描き直すことにしました(笑)
妥協はよくない!
この記事では描き直した絵の紹介と、描いたうえで大事だなと思ったポイントを共有しようと思います!!
マジックアワーのコツ
まずは前回完成した絵がこちらです↓
色々調べた結果、雲で遠近感を出すコツは立体の箱をイメージするのが重要と感じました。
そのため、前回は夕日に向かっていく箱をイメージしながら、輪郭を球体にして描きました。
遠近感は出せたと思うのですが、実際の雲と比べると形や配置が規則的な印象。
もう少し実際の雲を参考に不規則な形を意識することにしました。
あとは、影も雲を描く際に重要な点だと感じました。
日中の雲は太陽が光源になるので、上が明るく下が暗くなります。
今回はマジックアワーで太陽が雲より下になるので、下が明るく上が暗くなります。
前回の絵は雲の下部を明るくして、太陽の色と同じオレンジ色で着彩したのですが、絵に馴染んでいない印象がありました。
塗り方もあるのでしょうが、夕方やマジックアワーの写真を見ると、雲がオレンジ色に光っていることはあまりなく、赤〜紫の色で光っているものが多かったです。
(太陽の凄く近くの雲はオレンジになってることもある。)
また、光源付近は光っている箇所が明るくて大きく、遠くなると逆になっていきました。
完成イラスト紹介
以上の点をふまえて描き直したのが以下の画像です!
人よって感じかたは違うかもしれませんが、前回より自然な感じではないでしょうか?
前回の絵はぼかしたくなりましたが、今回はそのままでも我慢できました(笑)
変えた部分は上記を意識した雲の描き方、山の描き方、絵の構図、色調補正になります。
雲は影にする暗い色を空にいくつか置いて、太陽に向かうような遠近感を意識しながら不規則に配置。
実際の雲を参考に指先ツールで伸ばしたりして形を変えました。
雲の明るさは背景の赤色の部分をスポイトでとり、雲の球体感を意識しながら、光源付近は大きく、遠い部分は小さく着彩。
山も雲と同じ意識で描きましたが、背景の暗い色をスポイトして、それをベースに山の輪郭を設置。
光源付近は明るさを強く、遠くなるにつれて弱くしました。
また、光源を向いている面を作り、山の立体感を表現しました。
前回の構図は魚眼レンズ感みたいなの出したかったのですが、うまく表現できなかったので、今回は普通に水平な感じになおしました(笑)
修正した絵はクリスタの色調補正で加工したことで、水面、空、砂浜の発色が色鮮やかになりましたよね?
キャラのイラストで色調補正したことはあったのですが、試しに背景でやってみたら、元絵の色味が汚く見えるほど印象が変わってびっくりしました(笑)
マジックアワーを描くポイント
以上が描いていて重要だと感じた部分になります!
おわりに
ちゃんと背景を描いてみた感想としては、キレイに描くのは大変だけど楽しいです(笑)
キャライラストも練習中ですけど、いつかキャラと背景両方綺麗な、自分が納得できるような絵を描きたい!
とりあえず妥協していい絵が描けるわけないし、結局気になって集中できないから、この悪い癖を治さないと!
似たようなことを何度も思いながら、30年以上進歩がない人間です(笑)
本記事は以上になります。
長文を読んでお疲れだと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
また次の記事でお会いしましょう!!!
明日は何を書こうかな?
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