今回の記事は—
”【仮面ライダージオウ】に向けて歴代平成仮面ライダーあらすじとオススメポイント!part2”
仮面ライダージオウが平成仮面ライダーの力を使って戦うということで、歴代ライダーを知らない人に向けて各ライダーを簡単にご紹介します。
「ジオウ」を抜いて平成ライダーは19作品もの数になるので、放送順番でpart1~4に分けていきます。
part2は「響鬼」~「ディケイド」の5作品!
仮面ライダー響鬼
平成仮面ライダー6作目。
キャッチコピー:「ぼくたちには、ヒーローがいる」
響鬼のあらすじ
日本には、古来 “鬼” と呼ばれる者たちがいた。人間でありながら超人的な能力を持つ彼らは、魔化魍(まかもう)と呼ばれる妖怪の類から人々を守っていた。そして鬼をサポートする人々の体系は組織へ発展し、猛士(たけし)と呼ばれるようになった。
西暦2005年。高校受験を目前に控えた安達明日夢(あだち あすむ)は、母の実家の法事で屋久島に向かう船上で、船から転落した男児を助ける男を見た。それを見て驚く明日夢に男は「鍛えてますから」とだけ言い残して立ち去った。
島を散策しに出た明日夢は、原生林の中で怪物に襲われる。窮地の明日夢の前に再び船上の男・ヒビキが現れる。ヒビキは音叉を顔の前にかざすと、全身が炎につつまれ鬼の姿に変身、怪物に立ち向かっていった。
響鬼のオススメポイント
「響鬼」の魅力は、和風の独特な雰囲気と、二人の主人公、仮面ライダーの「ヒビキ」と高校受験間近の少年「安達 明日夢」との関係性です!
「響鬼」の作中では「仮面ライダー」と呼ばれず「鬼」と呼称、敵怪人は「妖怪」、縦書きのタイトルロゴ、スタッフクレジット、筆文字のカット挿入、主人公の技が「太鼓」をモチーフにしたりと「和」テイストの強い演出がなされています。
また、二人の主人公は物語冒頭で印象的な出会いを果たしますが、「少年」は「ヒビキ」に憧れを抱きつつ、その姿を見ながら精神的に成長していきます。
良い意味で仮面ライダー感の無い「響鬼」の世界観と、「ヒビキ」が「少年」の人生にどのような影響を与えるのかを楽しめる仮面ライダーです!
仮面ライダーカブト
平成仮面ライダーシ7作目。
キャッチコピー:「天の道を往き、総てを司る!」、「俺が正義」
カブトのあらすじ
西暦1999年10月19日、地球に飛来し日本・シブヤに落下した巨大隕石によりその周辺地域は壊滅した。そして7年後の西暦2006年、人間を殺害しその人間に擬態する宇宙生命体・ワームが出現。ワームに対抗するため、人類は秘密組織ZECTを結成し、ワームに対抗するためマスクドライダーシステムを開発した。そんなある日、ZECTの見習い隊員・加賀美新は、自らを「天の道を往き、総てを司る男」と称する妙な男・天道総司と出会う。その頃ワームが出没し、追い詰められていくZECT隊員たちを見た加賀美はライダーになって戦うことを決意する。しかしカブトゼクターは加賀美ではなく、天道の手中に納まった。天道は何故か持っていたライダーベルトにカブトゼクターをセットして変身、仮面ライダーカブトとなり戦うのであった。
カブトのオススメポイント
「カブト」の魅力は、「クロックアップ」と呼ばれる能力を使った戦闘演出と、仮面ライダー全員の個性的なキャラクターです!
本作の仮面ライダーと敵怪人は「クロックアップ」という
時間の流れを操作することで行う超高速の特殊移動方法を利用して戦闘します。
ジェットコースターの上や、高速道路で戦ったり等の通常では見れない場所でのアクションを見れます。
また、主人公が俺様系の主人公なのですが「おばあちゃんが言っていた…二兎を追う者は二兎とも取れ。」等
「おばあちゃんが言っていた…」から始まる格言のようなセリフを言ったり、
クールな印象からは想像できない、仲間思いの熱い一面を秘めている等非常にインパクトの強い主人公。
女好きのメイクアップアーティスや、世間知らずのお坊ちゃま等の登場人物が物語を盛り上げます。
「クロックアップ」によるスタイリッシュな戦闘シーンや、
個性的で魅力的なキャラが演じるコメディや、シリアスな場面を楽しめる仮面ライダーです!
仮面ライダー電王
平成仮面ライダー8作目。
キャッチコピー:「時を超えて 俺、参上!」、「時の列車デンライナー、次の駅は過去か?未来か?」
電王のあらすじ
2007年の現代に現れ、時間の改編を企てる侵略者イマジンと、これを阻止するために戦う仮面ライダー電王・野上良太郎、そして良太郎に憑依し力を貸す味方イマジン達の活躍を描く。
イマジンは憑依した人間との間にその望みをかなえるという「契約」を結び、手段を選ばず「契約完了」することで望みにまつわる記憶を呼び覚まし、それを足がかりに過去へ飛び破壊活動を行うことで時間を改変してしまう。それに対抗できる電王に変身できるのは、時間改変の影響を受けない特質の持ち主「特異点」のみ。だが時の列車デンライナーに乗って未来から来た女性ハナが見出した特異点・良太郎はひ弱で気弱、しかも不運続きと一見およそヒーローらしくない。
そんな良太郎に憑依して力を貸すのが、モモタロス・ウラタロス・キンタロス・リュウタロスといった強烈な個性を持ったイマジン達。彼らが憑依することで良太郎は能力のみならず性格も一変する。彼らの力と良太郎の奥底にある正しく強い心が合わさることで電王はその力を発揮する。そして過去へ飛んだイマジンを追って、電王もデンライナーで過去へ飛ぶのだ。
そうして戦いを続ける良太郎の前に、仮面ライダーゼロノス・桜井侑斗と名乗る青年がイマジン・デネブを伴って現れる。良太郎の姉・野上愛理の失踪した婚約者と同じ名前を持つ彼の存在には、この事件の根幹に関わる秘密が隠されていた。
電王のオススメポイント
「電王」の魅力は、ひ弱、弱気、不運な最弱の主人公と、「イマジン」と呼ばれる怪人たちのコンビネーションです!
本作の主人公は素の戦闘能力は最弱レベルですが、仲間の怪人たちが憑依することでその怪人の性格や力を、変身前、変身後で使うことが出来ます。
また、怪人たちの声を人気声優が行っており、様々な声優による演技を楽しめます。
面白い怪人たちや主人公のカッコ悪さ等で、終始明るい雰囲気で楽しむことが出来る仮面ライダーです!
仮面ライダーキバ
平成仮面ライダー9作目。
キャッチコピー:「覚醒(ウェイクアップ)! 運命(さだめ)の鎖を解き放て!!」「それはバイオリンをめぐる、父と子の物語…」
キバのあらすじ
1986年。世間には人間に化け人間の生命エネルギー・ライフエナジーを吸って生きるモンスター・ファンガイア族が跳梁跋扈し、それに気づいた数少ない人々がファンガイアと戦いを繰り広げていた。ある日、腕利きのファンガイアハンターである麻生ゆりはターゲットであるファンガイアを追い詰めたものの、彼女に惚れたらしい1人の男の乱入により取り逃がす。ゆりの叱責を気にもせず彼女を口説きに掛かる男の名は、紅音也。天才バイオリニストである彼は、こうしてファンガイアの存在を知ることとなる。
それから22年経った2008年。ゴーグルにマスクという奇妙な姿で、ゴミを漁っては魚の骨を拾って回る怪しげな青年がいた。彼の名は紅渡。音也の息子である彼は、父の遺したバイオリン「ブラッディローズ」を超えるバイオリンを作るためにバイオリン職人として修行を続けていたが、他人との接触を極端に嫌う内気な性格のため彼方此方でトラブルを起こしていた。
そんなとき、22年前に逃がしたファンガイアが再び出現。ゆりの娘であるファンガイアハンター・麻生恵が戦いを挑むも、その力に圧倒され危機に陥る。その時「ブラッディ・ローズ」の弦が突如として震え始め、それを聞いた渡は本能に突き動かされるようにファンガイアの元に向かう。奇妙な姿をしたコウモリ・キバットが渡に噛み付いた瞬間渡の身体は鎧に包まれ、異形の姿=仮面ライダーキバへと変貌を遂げた。こうして、父と息子、22年にわたる運命の物語は幕を開けた。
キバのオススメポイント
「キバ」の魅力は、紅渡を主人公にした現在(2008年)と、紅音也を主人公にした過去(1986年)の二つの時代を描く物語の演出です!
紅渡と紅音也は親子ですが、紅渡が物心つく前に紅音也は死亡しています。
本作では一話の中で過去と現在の二つの話を行い、一見すると全く関係ない親子二人の物語が密接に絡み合っていきます。
例えば、過去で倒せなった敵が、現在の時間でまた敵として出てきたり、現在だけでは分からない謎を過去で理解することが出来ます。
親子二代にわたる独特な物語の演出を楽しむことが出来る仮面ライダーです!
仮面ライダーディケイド
平成仮面ライダー10作目。
キャッチコピー:「全てを破壊し、全てを繋げ!」、「平成ライダー? 10年早ぇよ!」
ディケイドのあらすじ
西暦2009年。光夏海は無数の仮面ライダーが「1人の標的=ディケイド」に総攻撃を仕掛けて全滅するという夢を繰り返し見てはうなされていた。現実に戻れば家業の「光写真館」に居候している青年・門矢士がきちんと写真を撮らないと客から苦情を受け、謝罪と士への説教をする毎日。
ある日、突如世界のあちこちで謎のオーロラと共に無数の怪人が現れ、人々を襲い始める。夏海と離れ離れになった士は謎の青年・紅渡と接触し、自分がディケイドと呼ばれる仮面ライダーであることを知らされる。夏海と合流した士は、彼女が見つけたバックルで仮面ライダーディケイドに変身して怪人たちを倒すが、世界の崩壊は止まらない。
士は再び現れた渡により、それぞれの仮面ライダーが戦う9つの並行世界が1つに融合し、最終的に崩壊しようとしているということ、そして士は九つの世界を旅してそれを防ぐ使命を課せられた存在だということを告げられる。こうして士は自分の写せる世界を探すために、夏海は夢で見たディケイドへの不安から、異世界への旅に出ることを決意する。
ディケイドのオススメポイント
「ディケイド」の魅力は、ディケイド以前の平成仮面ライダーの登場と、その力を利用する主人公の活躍です!
本作では主人公が仮面ライダーのカードを使うことで、そのカードに応じた仮面ライダーの姿になったり、各仮面ライダーの特殊能力を利用することが出来ます。
また、各仮面ライダーの世界を旅することになりますが、ディケイド以前の仮面ライダーと共闘したり、その時代の敵怪人との戦いが繰り広げられます。
平成仮面ライダーを知っていればいるほど楽しみが増す仮面ライダーです!