ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ
今回は仮面ライダービルドの戦兎たちが生みだした「新世界」での物語。最終回のその後を描いた『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』を視聴したので、ネタバレしない程度でオススメポイントと感想を記事にしました!
公開前記事はこちら!
【筋肉と銀河?】ビルドのその後を描いた『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』
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あらすじ
舞台となるのは、TVシリーズ最終話のその後。
戦兎が生みだした「新世界」での物語。
桐生戦兎が創った新世界。
その中で人々は、仮面ライダーやスカイウォールに関する一切の記憶を失い、平和に暮らしていた。戦兎と相棒・万丈龍我は、前の世界で起こったことを記録する傍らで、戦兎の発明品を売って暮らしていた。
そんなある日、龍我は、仮面ライダークローズの記憶を持つ謎の女性・馬渕由衣と出会う。由衣は前の世界で、クローズに見捨てられ人体実験の被害者になったと龍我をなじる。
時を同じくして、白いパンドラパネルから“キルバス”と名乗る謎の地球外生命体が突如出現し、戦兎を襲った。エボルトの兄であり、ブラッド族のかつての王であるキルバスは、カリスマダンサーの柿崎悟志の姿に擬態。龍我と由衣も襲われ、応戦するもキルバスの圧倒的な力の前に危機に陥ってしまう。
が、その刹那、何者かが龍我を守った。その正体は…エボルト。
パンドラボックスを完全に復活させ、その力で全宇宙を滅ぼそうと企むキルバス。パンドラボックスの力で記憶を取り戻したかつでの仲間たちが、龍我のもとに集う。龍我はエボルトと奇妙なバディを結成し、キルバスの脅威に挑むが…!? 果たして龍我は宇宙を、そして由衣を救うことができるのか? そして、エボルトの真の目的とは…?
登場人物のオススメ!
新キャラクターとして馬渕由衣とキルバスが登場!あらすじにもありますが、由衣は「クローズに見捨てられ人体実験の被害者になる」という新世界らしくない単語が出ています。本作を観ればその部分は解決しますが、Vシネ系作品らしい大人なビルドの部分があります。
そしてエボルトの兄キルバスは、あのエボルトが勝ったことがない程の強敵!人間態は海賊戦隊ゴーカイジャーでシド・バミック/特務士官バリゾーグを演じていた進藤 学さんが演じます。エボルトも特徴的なキャラでしたが、キルバスも個性的なキャラで独特な動きや思考、そして圧倒的強さと非常に魅力的なキャラでした!
もちろんビルド本編の登場人物も大活躍です!主役の万丈龍我だけでなく、桐生戦兎、石動美空、猿渡一海、内海成彰、氷室幻徳、滝川紗羽が登場。
個人的には『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』に出演しなかった紗羽さんが見れて嬉しかったです。ただ、美空の父、石動惣一は出演していなかったのが残念。
それぞれ、本編同様に自分の良さを生かして演技されており、ビルドならではのネタとかカッコいいシーンがしっかり演出されていました。
クローズとエボルトのオススメ!
予告映像などでも出ていますが、クローズがあのエボルトとタッグを組んで戦います!筆者はエボルトが好きなので非常にテンションが上がりました!
ある意味万丈の親で、計画のために彼女を殺されたり等憎しみの対象でもあるエボルトとの複雑な心情なども描かれていました。エボルトの過去も出てくるので、ある意味「クローズ&エボルト」のような作品でもあります。
水と油のような二人が何故手を組み、最終的にどうなるのかは必見です!
感想
仮面ライダーのVシネマだと前後編で二人の仮面ライダーを描くこともありますが、仮面ライダークローズ一人で1時間くらいの作品で、ストーリーもしっかりしていておもしろかったです。
ビルドの最終回は好きなんですが、個人的に残念だった部分がありましたが、そこも本作で解決したので非常に満足。
グリスとクローズも好きなので、Vシネマ化してほしいのですが、今のところ情報がないので、本作はある意味ビルドの完結かもしれません。
最近の平成ライダーだと人体実験とか戦争みたいなワードが出なくなっていて残念だったのを、ビルドはメインテーマにしてしっかり演出していました。
それだけだと重くなりそうな作風を、特徴的でおもしろいキャラがバランスをとっており、総合的にビルドは好きな作品でした。
そんなビルド完結編かもしれない『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』は期間限定で劇場公開中!4月24日にBlu-ray&DVD発売になるので、ご興味もった方は是非視聴してみてください!!