逆光イラストの簡単な描き方(陰影や加工､コツ)解説！～水星の魔女 ミオリネのイラスト紹介～

今回は逆光イラストを描いたので、逆光の描き方とそのイラストについてご紹介します！

まずは描いたイラストからどうぞ！

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』というアニメのミオリネ・レンブランを描きました！

描いた絵については記事の後半でお伝えしてます。

わたしはクリスタを使用しているので、一部クリスタの機能をご紹介しています。
基本的なやり方の部分にはクリスタ独自の機能はないので、他にツールの場合はご自身のツールにある機能で再現できるかと思います。

逆光イラストの描き方

逆光のイラストの準備

まずは、元となるイラストを用意します。

メイン(キャラや物など逆光にしたいもの)と背景は分けてあるほうが逆光にしやすいです。

今回のイラストだとこういう感じです！

逆光のメイン

逆光の背景

メインの色は普通に塗って、質感表現や立体感を出す陰影は描いて大丈夫です。

背景の絵柄はなんでもいいのですが、基本的に暗めにして逆光の発生源だけ明るくすると明暗差があって、メリハリがある背景になります。

普通に描いた背景を暗くしたいなら、暗い色を乗算やオーバーレイでのせて色味を調整したり、クリスタなら色調補正をして調整もできます。

対象レイヤーを右クリックして、「新規色調補正レイヤー」→「色相・彩度・明度」を選びます。

「色相・彩度・明度」のメニューがでるので、明度を暗くします。

色相で赤よりや紫よりなど好きな色味に調整したり、彩度で色のあざやかさの度合も調整できるので、暗くして違和感あるようなら調整しましょう！

メインと暗い背景

逆光の影レイヤーの作り方

メインテーマに乗算で紫〜青色の彩度と明度が低い色のレイヤーをのせます。

今回のイラストだとこういうカラーを使っています。

メインテーマだけ塗りつぶす場合は自動選択ツールで範囲指定して、選択範囲反転をすると楽です。

自動選択ツールを使ってメインの輪郭を選択範囲に指定。

メニューバーの中の「選択範囲」→「選択範囲を反転」を選ぶと、選択範囲の内側が塗りつぶせるようになります。

先ほどの色で塗りつぶして乗算レイヤーにすると、メインに逆光風の陰影がつきます。

逆光の光の表現の塗り方

まず、逆光の色を決めましょう。

明度は高くて彩度は真ん中くらいの色で発光レイヤーがおすすめ！

今回は月の青白い印象にするために上の画像色で加算発光レイヤーを使いました。

色はなんでもいいので、光の種類に合わせて選んでもらえば大丈夫です。

夕暮れの逆光ならオレンジなど。

逆光でメインが照らし出されるので、基本的には輪郭部分などの縁を明るくすればいいです。

エアブラシでさっと塗るか、Gペンなどでハッキリ描いてボカしたり消したりして調整します。

先程みたいにメインテーマを塗りつぶして、メインテーマと背景の間にいれてぼかすのもいいです。

逆光色でメインを塗りつぶしする。

そのレイヤーを発光レイヤーに変えて、メインと背景の間のレイヤーへ順番を入れ替えます。

メニューバーから「フィルター」→「ぼかし」→「ガウスぼかし」の順に選択。

「ガウスぼかし」のメニューがでるので、イラストの雰囲気に合わせてぼかします。

プレビューにチェックが入っていると、「OK」を押す前の状態で完成図がわかります。

上記の作業をするとキャラの輪郭がぼんやり光ってるような印象になります。

縁以外に目立たせたい部分を光らせると、そこに目がいきやすくなるので、イラストの見せたいところは明るくしましょう！

逆光風イラスト完成！

水星の魔女ミオリネのイラストについて

「水星の魔女」が最終回なので、何か描きたいなと思い色々悩みました。

今年はうさぎ年なのと「地球の魔女」が現れたので、月の兎で「月の魔女」をイメージして描くことにしました(笑)

2023年4月に二期だからわりとすぐやりますが、個人的には分割クールは待つのがツラくて苦手ですね(汗)

水星の魔女を見たことない人は、ガンダムシリーズですが別に話が繋がってるわけでもないので、今までガンダムみたことなくても大丈夫です。

学園ものやロボットが好きなら楽しく見れると思います！

最近のアニメだと「リコリス・リコイル」みたいな雰囲気ですね。

記事投稿時点では「amazon プライム ビデオ」でも見れるので、もし加入していなければ以下の記事が参考になるかも！

おわりに

今回は逆光の描き方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

わりと簡単にオシャレな感じになるので、色に悩んだら非常におすすめです！

「色塗失敗した！」って時に誤魔化す時にもいいかも(笑)

本記事は以上になります。

長文を読んでお疲れだと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます！

また次の記事でお会いしましょう！！！

明日は何を書こうかな？